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2006年3月29日(水) |
同志社小の校舎は・・・ |
昨日、立命館小の内覧会へ行きましたが、折角京都まで来たということもあり、その足で同志社小学校の校舎も見てきました。(勿論、柵の外からの外観だけです)
立命館小と同志社小は、同じ地下鉄烏丸線で数駅離れているだけの位置関係にあります。立命館は北大路通りの市街地ですが、同志社は少し長閑な場所にあります。実際に2つの校舎を目にして、校舎の造りもコンセプトも全く異なるように感じました。
正直な所、同志社の校舎の中もじっくり見てみたいですが、その様な機会はまだありません。今後、説明会などで中に入れる機会があれば、また報告したいと思っています。(4月に入学する児童の母親の話ではかなり素晴らしい設備なんだそうです)
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同志社高校の奥に小学校の新しい校舎はありました。 |
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2006年3月26日(日) |
関関同立 改革林立 |
今日の朝日新聞朝刊に最近の大学の深刻な状況を知ることができる記事(下に一部記載)が載っていました。昔から関西の私立大学の中でも特別な存在の関関同立も「全入時代」に危機感を持っているようです。
これも改革の一つになると思いますが、数年後には「関関同立」全ての小学校が揃います。ほとんどが大学までの一貫教育を考えての開校になりますので、大学の魅力が直接小学校の人気にもつながってくるのは間違いないでしょうね。
『総合大学』化・高校との連携・都心回帰・・・
関西私大の雄、「関関同立」の4校が改革でしのぎを削っている。他大学との統合、高校との連携など独自性を競い合い、学生を確保しようと躍起だ。裏側ではリストラも進んでいる。変身に努めるのは危機感の表れでもある。来年春には大学・短大の志願者数が入学者数と一致する「全入時代」を迎える。伝統校も安閑としていられない。
ちょうど今、4月に行う『お母さん教室』(テーマ:関関同立小学校について)の資料作りをしていますが、それぞれの現在の大学についても調べている所です。20年近く前、まさに「関関同立」を考えて受験勉強していた私ですが、私の知っている昔の大学事情・受験事情とは少し変わってきている感じがしています。
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2006年3月24日(金) |
春の4日間学習 |
明日から『春の4日間学習』が始まります。この講習では、基本問題を中心に練習していきます。問題を解く上での基礎力を疎かにしていると、発展もしていきませんので、この時期にきっちりと固めておかなければならない基礎力を身に付けて欲しいと思っています。そして、春以降につなげて、受験においての“天王山”とも言われる夏を余裕を持って迎える様にしましょう。
この講習の参加人数ですが、どの日程も35名前後です。
「多過ぎ・・・」と感じられている方も、いらっしゃると思いますが、人数の多いクラスは昔からの当教室の大きな特徴の1つです。御家庭では勿論、20名程度のクラスでも決して体験する事ができない当教室独自の雰囲気だと思っています。
大人数ならでは利点を充分に活かし、クラスを進行していきますので、一人ひとりが主人公になり、主体性と協調性を持って、楽しく取り組んで欲しいと思っています。
また、附属池田では、35名程を1つの班として実際の試験は行われます。試験本番で人数の多さに圧倒され、萎縮してしまう事もあるかもしれません。それを考えると、当教室のあの人数と雰囲気にも早いうちから充分慣れておく必要があると思います。
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2006年3月22日(水) |
入試強化クラス |
今週より『入試強化クラス』のお知らせを年長児保護者の方々へ配布しております。秋以降はまだ日程を決めておりませんので、取り敢えずは前半の5月末から7月末までの8回分の日程をお知らせ致します。(受付は教室在籍者優先で4/10より行う予定)
このクラスは、ペーパーを中心に最近の過去問題(当教室独自で作成)を集中的に行うクラスです。通常クラスではどうしても実際の過去問に時間を割いて取り組む事ができませんので、このクラスを設け、附属池田・雲雀・仁川・小林を中心に本格的な過去問を解く練習をしていきます。
教室の皆さんは、通常クラスの“補習”的な意味合いでこの『入試強化クラス』に参加されるのをお勧め致します。1回1回チケットでのお申し込みになりますので、御都合の良い日程だけ単発で参加して頂くこともできます。
私立の入試が終わるまでは、毎回、色々な学校の過去問を練習しますが、「ある学校で過去に出題された類題が、他の学校で今年出題」というのはよくある事ですので、志望校にあまり拘らずに、過去問を練習して欲しいと思っています。
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2006年3月20日(月) |
最近の週刊誌 |
最近の新聞の広告などでもでもよく目にしますが、この時期、受験関係の記事を載せる週刊誌が多いですね。中学受験と大学受験の内容がほとんどの様ですが、それだけ関心を持っている人が多いのでしょう。
「全国高校大学合格一覧」「東大・京大合格親子調査」「東大に入れた36人の親」「合格ランキング」「通学進学塾合格力」「灘中合格者親の顔・勉強法」「浜vs希」・・・・など思わず読みたくなるような見出しに、私も時々本屋さんに足を運ぶことがあります。
実は今日も“週間AERA”を買いました。今週号では「東大脳は食事でつくる〜子どもに学力をつけたいと思ったら、まずはしっかりした食事から〜」という見出しに関心を持ちました。今から読みたいと思いますが、参考になるような内容があれば、またここでも紹介したいと思います。
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2006年3月16日(木) |
2・3才クラス体験 |
今日の11時から『2・3才クラス』の体験学習を行いました。当教室では一番小さなクラスになります。どの子もまだ、少しヨチヨチした感じで、言葉も幼くて、微笑ましく感じました。
今日参加してくれた子どもたちは皆、この幼い時期にしては非常に落ち着いて取り組めていたと思います。
今年の『2・3才クラス』は2月3月は少しお休みを頂いて、4月からスタートすることになりますが、一人ひとりの個性を大切にし、おけいこをしていきたいと思います。
今日の読売新聞夕刊に次の記事が載っていました。
関西大の新高槻キャンパス予定地の土壌汚染問題で、関大は、高濃度の鉛汚染などを理由に、当初の高槻市白梅地区から隣接する古曽部地区に建設予定地を変更することを決めた。ただ、新予定地を含む一帯の区画整理事業の開始時期が関大側の予定するキャンパス着工時期より遅く、2009年4月の開校が遅れる可能性が出てきている。(中略)
関大は「想像以上に汚染がひどく、少しでも学習環境の良い場所に予定地を変更した。周辺整備に伴って開校が1年遅れても仕方がない」としている。
最近、当教室でも志望校の1つに、この新設される関大小学校をお考えの方も何名かいらっしゃいましたので、少し残念です。この記事を読む限りでは、「開校は遅れる」可能性の方が高そうな気がしますね。関大も新設小学校について具体的な事は何も決めておられない様ですし・・・
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2006年3月15日(水) |
附属卒業式 |
数日前から、テレビや新聞で附属池田小の卒業式が取り上げられていましたが、あの事件で被害者が多かった当時2年生の卒業式が今日ありました。亡くなった7人の女児も卒業証書を受け取ったという事ですが、遺族の方々には非常に辛い4年と数ヶ月だったと思います。これからも辛い日々を過ごされるのかと思うと心が痛みます。
あの事件で、私たちの大事な教え子が2人亡くなりました。怪我をした子もいました。私たちにとっても決して忘れる事ができない辛い事件です。亡くなった2人の事も決して忘れることはないでしょう。
同級生の皆さんも困難な小学校生活を送られたと思いますが、亡くなった8人のお友達の分まで卒業してからも頑張って生きていって欲しいと思います。
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2006年3月11日(土) |
東大合格 |
今日、年長クラスがちょうど終わった頃、「東京大学(理V)に合格(現役)しました。」と昔教室に通っていた親子が報告に来てくれました。私が来る直前の学年ですので、私は直接関わっていた訳ではありませんが、とても嬉しく感じました。私たち全員で感激しました。
理科V類というと東京大学の中でも最難関、並大抵の勉強量ではなかったと思います。父に「先生のお陰で・・・」と有難いお言葉を仰っておられましたが、合格されたのは本人と御家族の努力以外何物でもありません。
父と母曰く「幼稚園の頃は、素直で利発な小柄な子」だったそうです。幼稚園の頃の面影も残っていたそうですが、附属池田は抽選で残念で、小学校は雲雀丘だったそうです。
初めて私はその東大に合格した子に会いましたが、立派な顔付をしておられました。しっかりと前を見て勉強をし、日々生活してこられたのだと思います。(石橋界隈でよく見るだるそうな高校生とは全然違います。)将来の夢を持っておられるとの事でしたが、きっと叶う事が出来ると思います。充実した楽しい大学生活を東京で過ごして欲しいと思います。
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2006年3月10日(金) |
入試に出る知識 |
今週、教室の皆さんに“小学校入試に出る知識(平成18年度版)”のプリントを配布しております。B4表裏のたったの1枚ですが、実際に出題された内容を調べ、改訂しながら毎年この時期に配布しているプリントになります。
「必要なものを最低限で・・・」という考えでまとめていますが、入試においてほとんどが、このプリントから出題されていると考えてもいいと思います。今年度の附属池田でも季節(正月)や植物の葉などが出題されていましたが、何処の小学校でも知識は頻出と考えて下さい。
知識に関しては、知っている子と知らない子とで大きく差が出る分野になります。新年長児の皆さんは、出来るだけ早くに習得する様にしましょう。
習得の方法ですが、やはり、日頃の生活の中で、実物を見せながら教えてあげて欲しいと思います。(実物が難しい場合は図鑑などで) ペーパーの上だけで習得できるものではありません。教室でも取り組みますが、問題のパターンとして取り組むだけになります。根本的な事は、“幼稚園児に必要な知識”としてしっかりと親が教えてあげて欲しいと思います。
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教室のテラスの花壇に咲いているパンジー。
今は春ですので、春のものを優先的に覚えましょう。 |
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2006年3月6日(月) |
小1クラス、スタート |
本日より今年度の小1クラスがスタート致しました。20名弱の新1年生と気分新たに算数と国語の学習をする事になります。今後、人数はもう少し増えると思いますが、今年度の小1クラスは、特に附属に偏ることもなく、公立・私立・国立の色々な学校の子どもが在籍しています。
今日は初回で、子どもにとっては久しぶり(初めて)の教室ということもあり、どの子も最初は少し緊張していた様に思いました。アシスタントも子どもたちには初めての小学生専門のアシスタントでしたので、余計に緊張したかもしれませんね。
しかし、子どもたちの成長は早いですね。久しぶりに会った子が随分と大きくなったと感じました。就学を前に体格だけではなく、精神的にも成長していると感じました。これからも、また保護者と共に成長を見ていきたいと思います。
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2006年3月4日(土) |
保護者懇談会 |
今週の木・金・土と3日連続で学年ごとの『保護者懇談会』を実施しました。私たちにとっては初めての試みになりますが、“懇談会”といっても私たちが一方的に説明する時間が多い会になりました。(例年では、この時期、個人懇談をしておりました。)
『お母さん教室』では、いつも私が情報をまとめ、資料を作るので、私がメインの説明になりますが、今回は父(おじいさん先生)がメインで説明しました。父の長年の経験からの“教育論”の一部が説明できていたと思います。
いつも近くにいて思うのですが、父は決して経営者タイプの人間ではありません。(実際は経営者なのですが・・・)
教育者の色の方が強い人間です。これからも、父の教育論を教室の熱心な保護者の方々に伝える機会を作っていきたいと思っています。
今回“個別質問票”を皆さんに配布致しました。これからも常に教室内に置いておくつもりです。どうしてもクラス前後での御相談・御質問が難しいですので、より皆様からの質問に応じやすくする為に、この“個別質問票”を設けました。お気軽に御利用下さい。
回答の方法ですが、このHPでも少しだけしていきたいと思っています。このWeb日記での回答を考えていましたが、今後、似た質問も多くなる可能性が高いですので、新たなページを作成する事も急遽考えました。近日中に公開できると思います。
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今の私には真似の出来ない父(おじいさん先生)の説明。参考になりましたでしょうか。 |
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2006年3月3日(金) |
学習机 |
新1年生の皆さん、卒園と入学の準備に忙しい日々を送られている事と思います。
就学前の大きな準備の1つに学習机の購入があると思いますが、“家具のアイビス”で「〜ごこう幼児教室〜1年生応援キャンペーン」を実施して頂いています。どれぐらいかは分かりませんが、それなりに優待(安く)してくれると思いますよ。
“家具のアイビス”は新聞広告などにもよく載っているので、御存知の方も多いと思いますが、新御堂筋沿いにある有名な総合家具屋さんです。実は、当教室に在籍していた子どものお父様が、一族で経営されている会社になります。偶然ですが、私も数年前にアイビスで気に入ったベッドを見つけ買ったことがあり、他店よりも安かったのを憶えています。
私たちはこの様な“縁”を大切にする気持ちを昔から持っております。今回も1月に相談を受け、教室で直ぐに優待券を配布しました。今日はこの日記でも宣伝させて頂きます。学習机の購入を今からお考えの方がいらっしゃいましたら、是非御利用下さい。
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ほとんどの方に特別優待券もお渡ししましたが、御必要な方はどうぞ教室に取りにお見えになって下さい。 |
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2006年3月1日(水) |
小学校受験標準テスト |
いつの間にか3月という感じがしますね。
今日、“小学校受験標準テスト”(日本学習図書グループ)の案内が教室に届きました。
このテストは、幼児教室が実施する模擬テストとは全く異なります。私立小学校が会場になる模擬テストです。実際の入試の様にグループごとに教室を移動し、あらゆる分野の試問が各教室で行われます。私たちには決して真似が出来ない模擬テストです。受験をお考えの家庭にとっては、非常にメリットのある模擬テストになるのではないでしょうか。本番さながらの練習ができると思いますよ。
今回は5月までの3回分の案内ですが、城星学園小学校、ノートルダム学院小学校、追手門学院小学校が会場になっています。また、案内はまだですが、6月中旬には、皆さんにとっても関心の強い雲雀丘学園小学校も会場になる予定と聞いております。
教室でお申し込みができますので、参加希望者は費用を添えて、申込用紙に必要事項を御記入の上、直接お申し込み下さい。
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今日から年長クラスの皆さんに配布している案内。 |
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2006年2月27日(月) |
入試まとめと受験準備 |
本日、上記タイトルのテーマで『お母さん教室』を行いました。今年度最初の『お母さん教室』ですが、立ち見も出る程のたくさんの方々に参加して頂いて感謝しております。
当教室の特徴から附属池田と雲雀丘に対して、詳しく説明したつもりですが、正確な情報を皆さんにきっちりと公開するのも私たち教室としての大きな使命と考えています。
小学校受験というものは、昔から何故か変な噂が付きまといます。皆さんは、根拠のない噂に振り回されることなく、信念を持って受験準備に取り掛かって下さい。正確な情報を持っていると親も子も余裕を持って日々の生活を送る事ができると思いますので、今後も正確な情報やアドバイスを出来る限り提供していきます。
受験を終えた方々からのレポートを綴じたファイルも常に教室の後ろで回覧ができますので、是非御覧になって下さい。貴重な内容も載っていますので、具体的に参考になると思いますよ。
今日は、『小1クラス』の最後の授業でもありました。3月から金曜日の学習教室に移る新小2生たちは、これからは一人一人に合わせた学習になります。“自分の学習”を確立しながら2年生は学力の土台をしっかりと築き、次に繋げていって欲しいと思います。今日で教室を終了する子どもたちも何人かいましたが、幼児教室から続けて長い間通って頂いて本当に有難うございました。
来週の月曜日からは、いよいよ新年度の『小1クラス』がスタートします。先日の説明会以降、20名弱の子どもたちのお申し込みがありましたが、まだ若干名でしたら受け付けができます。希望される方はどうぞ御相談下さい。
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2006年2月26日(日) |
第2回幼児日曜テスト |
先月のテスト日とは異なり、今日はひどい雨で風もきつかったです。今日、テストに参加してくれた皆さんも、朝教室に向かう時、外出しにくかったのではないでしょうか。
終了後、保護者の皆さんが迎えに来られた時も、雨の為、テラスが使えずに大変混雑して申し訳ありませんでした。
テストはペーパー問題が中心になりますが、今日は最後に“お絵描き”をしました。“お絵描き”は小学校受験において1つのポイントと考えています。ほとんど全ての学校で出題されているのではないでしょうか。
“お絵描き”は得意な子と苦手な子の差も特に大きい分野になります。得意な子はどんどんこれから伸ばしてあげて下さい。苦手な子はこれからの課題として、何とか得意になって欲しいと思います。方法は、絵を描く機会を多く持ち、好きになる事でしょうね。最初のうちは、親の真似でもいいので、色々な絵を描く事を心掛けましょう。
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今日のテスト。1月同様今の時期にしては参加人数は多かったです。 |

お絵描きは好きになる事が1番です。 |
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2006年2月25日(土) |
雲雀丘招集日 |
今日の土曜日、雲雀の新1年生の招集日だったそうです。当教室出身の子どもたちもワクワクした気持ちで行かれたと思います。教室以来、久しぶりに顔を合わされた方も多かったのではないでしょうか。
当教室では、雲雀は附属池田に次いで2番目に多い学校になります。当教室から今年雲雀に入学する人数は例年よりやや多く、1年生4クラスのうち約1.5クラス分の人数になります。
附属が残念な結果で、第2志望の学校として入学する御家庭もいらっしゃると思いますが、雲雀も非常に素晴らしく人気のある学校です。昔から「何が何でも雲雀へ」とお考えの御家庭も多いです。私たちから見ても附属と比べても甲乙付け難い程の魅力的な学校です。
“私立”の良さも充分にあり、一人ひとりを大切にした教育をしてくれます。さまざまな体験をする事ができるので、4月から楽しく、充実した小学校生活を送って欲しいと思います。期待に充分応えてくれる学校ですよ。
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2006年2月23日(木) |
附属池田と神大住吉 |
今週、皆さんに当教室で作成した附属池田と神大住吉の説明会レポートを配布しております。
2つの学校のレポートを作成して改めて感じた事ですが、似ている部分はあるものの同じ国立でも校風・特色が異なります。勿論、全く違う学校ですので、当然と言えば当然の事ですが、同じ国立だからと言って一括りで考えない方がいいです。
2つの学校共に附属ならではの取り組みもあるし、伝統的な取り組みもあります。やはり、多くの御家庭が「受験させたい」と思う魅力的な学校ですね。
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2006年2月20日(月) |
シーソー問題 |
今日は、シーソー問題について少し書き留めたいと思います。これも昔からあるオーソドックスな問題の1つになりますが、完璧に理解するのに少し時間がかかるかもしれません。しかし、小学校受験において誰もが取り組む基本的な分野になりますので、新年長の皆さんは、できるだけ早く習得するようにしましょう。(今週の年長クラスでもします。)
考え方ですが、例えば「下のシーソーでは△より□が重い、上のシーソーではその重い□より○の方が重い、だから一番重いのは○である」と常に論理的に考えて欲しいと思います。
シーソーの問題を「一度も上になった事がなければ一番重い」と機械的に考えようとする方々がたまにいます。確かにその通りです。シーソーの数が3つになろうが4つになろうが一番重いものやその逆の一番軽いものは、その方法で確実に探す事ができます。しかし、私たちから言わせて頂くと、「それはシーソーの考え方ではない」です。単なる受験のテクニックと言えるのではないでしょうか。
私たちはシーソーの問題は大袈裟に言うと数学の不等式につながるものと考えます。「△<□,□<○、よって△<□<○」という感じです。この様な問題を通して、将来役立つ思考力をこの時期に是非養っておいて欲しいです。
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まずは2つのシーソーに慣れ、3つのシーソー、4つのシーソーと発展させていきましょう。お母さん方も容易に問題は作れると思います。 |
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2006年2月17日(金) |
入試資料完成 |
毎年、附属池田と雲雀丘に関しては、入試内容の詳しい資料を作成していますが、今年度の資料もほぼ完成しました。あとはちょっとした手直しぐらいです。2/27の『お母さん教室』の資料として配布する予定ですが、一週間以上前に余裕を持って出来上がりホッとしています。
入試内容に関しては、学校側は一切公表しませんので、私たちが独自で情報を仕入れ、独自で作成する事になります。正直な所、時間もかかるし、悩むこともしばしばです。他の教室の先生方も同じ様に苦労されているのではないでしょうか。受験を終えた皆さんにお願いしている貴重なレポートがあるからこそ完成できるものです。レポートを提出して頂いた皆さん、本当に有難うございました。
また、子供が犠牲になる信じられない事件をニュースで見ました。何故こうも同様の事件が頻繁に起きてしまうのでしょうか。何とか防ぐことはできなかったのでしょうか。残念でなりません。
「自分の子供は自分(親)で守る」という意識をより強く持たなくてはいけない時代になってきたと感じてしまいます。
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画像では見えにくいですが、上が雲雀丘、下が附属池田の資料です。 |
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2006年2月15日(水) |
習い事 |
幼稚園を通して配布される情報誌「あんふぁん3月号」(サンケイリビング新聞社)に幼稚園児の子どもの習い事に関しての記事が載っていました。その中で“どんなおけいこをや習い事をしていますか?”という次の様な興味深いグラフがありました。
1位・・・スイミング(30.6%)
2位・・・体操・ダンス(24.6%)
3位・・・英語(23.2%)
4位・・・通信教育(19.1%)
5位・・・ピアノ(13.9%)
(中略)
12位・・・お受験教室(1.6%)
これを見て「上位はなるほどなと思いましたが、12位のお受験教室が意外に少ない」という感想を持ちました。どの様な対象(地域や層)でデータを取ったのかはっきりと分かりませんし、“複数回答”という事ですので、全習い事数に対しての割合だとは思いますが、それにしても少ないですね。やはり、小学校受験というものは、関東や関西の一部だけで盛り上がっているだけで、全国的に見ると少数派なのでしょう。
当教室の子どもたちも習い事の1つとして通ってきてくれている訳ですが、小学校受験を目的にしていますので、ものの考え方だけではなく、お行儀や態度など年齢以上の事を教室では要求しています。楽しいばかりではなく、ある時は厳しく注意することもあります。そういう事がひょっとしたら子どもには負担になってしまっている事があるかも分かりません。私たちもクラスの中ではできる限りのフォローをしますが、そういう時は、まずはお母さんがしっかりと子どもをサポートしてあげて欲しいと思います。私たちも精一杯、子どもと親をサポートしていきたいと思っておりますので、どんな些細なことでも結構ですので何かありましたらお気軽に御相談下さい。
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2006年2月13日(月) |
小1クラス説明会 |
今日、3月から始まる『小1クラス』の説明会を行いました。晴天のお洗濯日和、お忙しい午前中の貴重な時間にわざわざお見えになって頂き有難うございました。短い説明会でしたが、私たちの小学生に対しての方針(取り組み)を御理解して頂けましたでしょうか。(今日参加できなかった方で入会を御検討の方はお電話下さい。)
昔は小学1年生からの塾はあまりありませんでしたが、数年前から増えている様に感じています。
附属の試験日にも某有名進学塾が校門でチラシを配っていましたが、最近は中学受験専門の塾も小学1年生まで対象を下げてきている様です。この時期、新聞折り込み広告も多いですね。
現在、新1年生の保護者の皆様は、さまざまな選択肢がある訳ですので、恵まれていると言えるでしょう。今、何が大切なのかを考え、通塾を検討中の方は、御家庭の方針に合う塾、子どもに合う塾を選ぶようにしましょう。
「何が良い」かは、各御家庭によってさまざまです。就学前に「我が子にはどの方法が最も適しているのか?」「将来どの様に勉強させていくのか?」をしっかりと決め、揺ぎ無い方針を決めておいた方がいいでしょう。ちなみに、低学年の間は大まかに次の4つの方法があると思います。
@塾中心で低学年からガンガン勉強させる方法
→最近はこの方法を好む御家庭が多いですが、子も親も疲れ過ぎないように注意が必要です。無理をすると高学年になってから心配です。この方法は、合う子と合わない子がいますので、親が見極めてあげる必要があります。
A公文式などの塾で反復練習によって先取り学習する方法
→幼稚園の頃から継続する方も多いと思います。公文のシステムは非常に素晴らしいですので、学力向上も期待できます。但し、方法を間違えてしまうと修正するのに時間がかかってしまい無駄になることも実際にあります。
B低学年のうちは家庭だけで勉強する方法(中学年以降から通塾)
→上の子で経験のある御家庭、親がこの方法で勉強し成功した御家庭はこの方法を選ぶケースが多いです。但し、周りに惑わされない意思も必要ですし、お母さんが理想的な家庭教師になり、冷静に子供に接する必要もあります。
C低学年から基礎学力をしっかりと塾でも身に付けさせる方法
→学校で習うことに対しての強化になりますので、もっと先に進みたい子にとっては、少し物足りなく感じるかも知れません。今の学年でしなければいけない事にしっかり取り組む昔からの正攻法です。
私たちの教室はどちらかと言うとCの方法に入りますが、方針は今日説明した通りです。もし、共感して頂けるのでしたらまた一緒に勉強していきたいと思っています。逆に、少しでも違和感(疑問や不満)をお感じになられたのであれば、他の塾(方法)も視野に入れて、もう一度考え直して下さい。皆様にとって最も合う塾を探して欲しいと思います。
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『小1クラス』で使用する塾専用のワーク。
私たちは学力の土台作りを主に考え、次に繋がる学習を低学年ではしていきます。
ある程度先取りをし、高いレベルのクラスになりますが、決して、子供に無理のある学習をさせようとは考えておりません。
今年と来年は関学小編入をお考えの方に対してもお力になりたいと思っています。 |
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2006年2月10日(金) |
家庭で出来るワーク |
数ヶ月の間、在庫切れになっていた“家庭で出来るワーク”を昨日印刷し、今日アシスタントの先生方に丁合いして貰い、早速今日からAとBの2種類を販売しました。残り8種類もこれから順番に準備し、4月までには全部揃えたいと思っています。
ワークに入っている問題は、昔からあるオーソドックスな問題が中心になります。父が10年以上前に時間をかけて作り上げた当教室の(現役の)教材の中で最も古い教材です。
御家庭では、特にこのオーソドックスな問題を充分に練習しておいて下さい。特に新年長児は、この時期、基本問題で土台を作っておかないとこれからの発展問題につなげていくことが出来ません。何枚コピーして頂いても結構ですので、御家庭ではお母さんが(或いはお父さん、おばあちゃん、おじいちゃん)が専属の家庭教師になって子供に無理がない程度で繰り返しワークに取り組んで欲しいです。この時、お母さんは決して“怖い先生”にならない様にしましょう。
ワークに関する御質問や指導方法などの御相談はお電話で結構ですので、お気軽にして下さい。
今日の朝日新聞に私たちにとって少し心配になる記事が載っていました。
この話は、以前より私たちの耳にも入ってきていましたが、関大小学校開校を心待ちにしている人たちにとっては「どうなるのかな?」と少し心配になるニュースです。下の記事を読む限りでは、対策は充分にされるようですが、遅れることなく予定通りに開校されるといいですね。
関大の高層ビル予定地で土壌汚染 大阪・高槻の工場跡
大阪府高槻市白梅町の旧ユアサコーポレーション高槻事業所跡地(約3万8800平方メートル)から、国の環境基準を最大800倍上回る鉛などの有害物質が検出されたと9日、跡地を管理している「ユアサ開発」が発表した。跡地の一角には、関西大学(大阪府吹田市)が新キャンパスの建設を計画している。同大学広報課は「土壌汚染は想定しており、建設計画は変更しない」と話している。
同社によると、同事業所では、1919年から昨年3月まで鉛電池が製造されていた。05年7月に閉鎖された後、土壌汚染対策法に基づく調査をしたところ、跡地の93%で鉛、フッ素、ホウ素など6種類の有害物質のいずれかが基準値を超えて検出された。
今のところ、周辺への流出や健康被害は確認されていないという。同社は07年度末までに汚染部分を除去する。
関西大は、跡地内の東側約1万平方メートルに、幼稚園や小中高校、大学院などが入る30階建ての高層ビルを建て、09年4月にも開校する構想を発表している。
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2006年2月8日(水) |
積木の問題 |
昔からある有名な小学校受験問題の1つに積木を数える問題があります。小学校受験を経験した方々は必ず目にするありふれた問題ですが、重要です。隠れた積木を推理する能力と確実に数える能力が必要になります。教室では年少クラスから取り入れる基本問題でもありますが、確実に出来る子と練習が必要な子の差が顕著に出る問題の一つでもあります。
今週の年長クラスでも行いますが、新年長の子ども達は、今のうちに確実に数えることが出来るようになっておいて欲しいと思います。練習を充分にしておいて下さい。これからは、出来るという前提で発展問題に入っていきます。
また、今月の『子供面接』でもしていますが、家庭では“実際に積んで数える”という取り組みも時間をかけてしておいて下さい。、正六面体の積木は、東急ハンズなどの木工売り場で1個数十円で売られてると思います。コーナンなどでも売られていると思います。(昔は教室内でも販売しておりましたが、今はしておりません。)
コツは、「隠れている積木をどう理解し数えるか」ですが、実際に絵を見ながら積ませて数えさせると理解が早いと思いますよ。この繰り返しで積木の問題は習得できます。
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毎年、全国のどこかの小学校で出題されているオーソドックスな積木の問題。 |
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2006年2月6日(月) |
小1クラス |
毎週月曜日、5時からは『小1クラス』を行っていますが、今の『小1クラス』も2月いっぱいで終了します。3月からは金曜日の『学習教室』へ移行してもらうことになりますので、小2からは個人の能力に合わせて学力を高める指導をしていきます。
『小1クラス』は、私たちの教室で、最も新しいクラスになります。(今の小1が3期生)
長年、『学習教室』で小1以上(昔は私と父で高校生の数学・化学・物理も見ていた時代もありました)の子ども達の勉強を見ていましたが、「幼児教室のような雰囲気で小学生も・・・」という要望が多く、3年前に『小1クラス』を新設しました。年長クラス程人数は多くありませんが、一斉授業の形式でクラスは行います。私も父も極端な先取り学習は好みませんので、基礎学力の定着が主な目的になりますが、子供に無理のない程度で先取り学習も行っています。例えば、今の『小1クラス』は昨年の11月頃には1年生の内容は全て終了し、今は2年生の内容に取り組んでいます。
先日、現在年長児の保護者から「小1クラスは附属の子が多いと思うので親も子も少し抵抗が・・・」という御相談がありましたが、私たちは学校に関係なくクラスは行いますので、あまり気にしないで下さい。ちなみに現在の小1クラス在籍者は、附属12名、私立4名、公立4名です。
来週の月曜日に『小1クラス』の説明会を行います。御関心をお持ちの方は是非御参加下さい。また、皆さんと一緒に勉強が出来るのを楽しみにしております。
今日、雲雀丘補欠合格の方々から連絡がありました。附属の受験を経験し、回り道になった方々もいましたが、希望通りの結果になって良かったですね。私たちも喜んでおります。
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2006年2月4日(土) |
箕面自由後期試験 |
今日は箕面自由の後期試験でした。この時期、後期試験(2次試験)を実施する小学校は幾つかありますが、私たちが大きく関わるのは、この箕面自由ぐらいです。箕面自由は昔から附属の試験が終わる頃に後期試験を実施しています。
正直言って、附属や雲雀と比べると人気の面(倍率)では、もう一つの所はありますが、知る人ぞ知る“素晴らしい学校”です。実際に学校に足を運び、授業を見学し、先生方と話をし、学校の取り組みを知ると良さが分かります。子供を通わす価値が充分にある学校です。数年前からの改革が実を結び、最近は志願者も多くなっています。
私たちの教室からは、今の所、附属と雲雀の次に多い3番目の学校になります。今回の後期試験にも10名以上受験しましたが、前期試験も併せると例年より多い20名以上が春に入学する事になります。入学する子達は、色々な体験を通して楽しい思い出をたくさん作って欲しいです。そして、中学校受験に対しても学校は協力的ですので、安心して勉学にも励んで欲しいです。
これで、私たちの受験シーズンも本当の意味で終了になります。9月末の立命館の入試から4ヶ月と少し、ようやく終わったという感じです。今年度は同志社・立命館の初めての入試が行われたり、附属池田の入試日程が1月末に戻ったり、保護者面接が復活したりで、私たちにとっての受験シーズンは長くて少し忙しかったです。
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2006年2月3日(金) |
発表から1週間 |
先週の附属合格発表から1週間が経ちました。
先週末から今週にかけて受験を終えた方々が教室に挨拶にお見えになられます。合格された方々だけではなく、残念だった方々もお見えになられます。
残念だった方々には教室としてお力になる事が出来ずに申し訳なく思っておりますが、どの御家庭も前向きなお考えを持っておられる様です。素晴らしい事と感じております。おそらく信念を持って、一生懸命に今回の受験に取り組んでおられたからでしょう。
受験における「合格体験談」などはよく目にする事がありますが、今日は「残念だった方の体験談」(レポートより)をここで少しだけ紹介したいと思います。
今回残念な結果に終わってしまいましたが、振り返ると受験があったからこそ子供のことについて真剣に考え、家族とも話し合い、貴重な時間を持てたと思います。受験がなければ、そんなに叱ったり褒めたりする事もなかったかもしれません。私にとっても親としてすごく勉強になりました。これからは今までの経験を生かして子供と過ごしていきたいと思います。
先生方にはいつも優しく、温かく接して頂き、励ましても頂き、深く感謝しております。長い間本当に有難うございました。
ごこうさんには年長クラスの2月からお世話になりました。始めは娘も私もついていけるか心配でしたが、だんだん娘も自信が出てきて、また、先生方の接し方が嬉しく、親子で通うのが楽しくなりました。適格者に選ばれた時には娘の努力が認められ、とても嬉しく思いました。残念ながら抽選には外れましたが、家族がこんなに話し合い、団結できたので、それだけでも良かったと思っています。今までの1年間を無駄にせず、これからもがんばっていきたいと思っています。本当にありがとうございました。ごこうさんでの教えを常に心に留め、子育てと教育について考えていきたいと思っています。
受験というものは結果によっては辛くなる事もあります。でも、受験を経験することによって貴重な事もたくさん得られると思います。子供にとって大切な時期の小学校受験、これからの方は、結果に関係なく将来につながる取り組みを家族一丸でして欲しいと思っています。
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2006年2月1日(水) |
新年度 |
今日から2月です。教室の新年度が今日から始まりました。
1月から新しいアシスタントの先生が加わっていますが、新年度からも私たち3人とアシスタント3人の計6人の先生で力を合わせて、一人ひとりを大切にしながら子どもたちを見ていきます。それと、新年度から新しい教材を使用することになります。今までの教材を更に改良し、より質の高い問題を子どもたちには取り組んでもらいたいと思っています。
また、昔から長年続いていることですが、今年度も楽しく、活気ある雰囲気とけじめある落ち着いた雰囲気の両方を出しながら独自の特徴を出していきたいと思います。2月から新しく入会される方もいらっしゃいますが、教室の雰囲気に早く慣れ、集団の中でも主体性を持って、自分が主人公になったつもりでおけいこに取り組んで欲しいと思っています。
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2006年1月30日(月) |
関西慶応幼稚舎?? |
本日発売のAERA(朝日新聞社)に興味深い記事が載っていました。その記事を抜粋すると以下の通りです。
ここに来て「第二幼稚舎建設」の話が現実味を帯びてきた。
大阪市の中心地にある大阪大医学部の跡地に関西版幼稚舎をつくり、裕福な家庭の子弟を関西でも集めようというのである。ただし、グランド確保が難しく、今回は断念したというのだが、安西塾長は「建設地や時期などは影響が大きく、まだお話できない」という。
慶応幼稚舎といえば、日本で最も有名で最難関の私立小学校。関西からも受験者がいる憧れの私立小学校。「関西にできる・・・」という噂は、数年前ぐらいから聞いたことがあります。「六甲アイランドに・・・」「泉佐野に・・・」や「京都に・・・」などいろいろな噂でしたが、いつも聞き流す程度で聞いていました。でも、上記のような記事を実際に自分の目で見ると「そのうち実現するかも・・・」って真剣に思ってしまいますね。
そういえば、今年の春に開校される同志社も10年以上前は単なる噂の一つでした。3年前もまだ、現実味の少ない噂に過ぎませんでした。それが、あっという間に実現です。ひょっとしたら慶応幼稚舎もそうなるかもしれませんね。もし、そうなったら関西の小学校受験事情も更に大きく変わり、今どころではなくなるでしょう。
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2006年1月29日(日) |
1回目の日曜テスト |
昨日の土曜日、旧年度の年少と年中の通常クラスが終わりました。そして、今日は現年中児(新年長児)の『幼児日曜テスト』を行いました。新年度としての初めての『幼児日曜テスト』です。1月の初回にしてはたくさんの子ども達が参加してくれましたが、全体的に見ると、どの子も積極的に慣れた様子で取り組んでいたと思います。点数(テストの出来具合)は勿論、一人ひとりの差は出ますが、取り組む姿勢はもう既に、充分に練習している“年長”という感じでした。
若干、「指示を聞いていない」「クーピケースを何度も落とす」「返事が小さい」(これらは別に点数化しませんが・・・)
などもありましたが、これから意識して少しずつ直していくと充分でしょう。
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今日の石橋の空。日曜テストに相応しく?雲一つない快晴でした。 |
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2006年1月27日(金) |
長い一日 |
受験された方々は、発表と抽選の今日の一日をさまざまな心境で過ごされたと思います。私たちは朝から落ち着かず教室内をウロウロして過ごしました。毎年の事ですが、何も手に付きませんでした。
私どもの教室からは、多かった昨年以上の適格者(一次合格者)数になりましたが、抽選漏れも含めて残念だった方もいらっしゃるので決して喜ぶ事は出来ません。残念だった方の事を考えると複雑な気持ちになります。当教室からはあれだけ多くの子どもたちが受験します。合格する人数だけではなく、残念な結果になる子ども達も、抽選で残念な結果になってしまう子ども達も毎年最も多い教室になると思います。
当教室の方で今回残念だった方も決して「力及ばず・・・」というのではなく、合格した子達と変わらず充分に力は持っていました。たまたまこの様な結果になってしまっただけです。どこの学校に行っても大丈夫です。自信を持って楽しく4月からの小学校生活を送って欲しいと思っています。
当教室の合格者人数に関しては明日より教室内で報告したいと思っています。
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2006年1月26日(木) |
観察調査終了 |
ようやく附属の観察調査が終わりました。皆さんよく頑張られたと思います。お疲れ様でした。今頃ぐったりされているのではないでしょうか?
まだ、数名の方から簡単にしか聞いていないので、詳しくは分かりませんが、ペーパー問題(お話の記憶・季節
など10枚程度?)、運動、グループ行動、制作絵画 などの出題があったそうなので、例年通りの傾向だったと言えると思います。また、まとまり次第、2月の『お母さん教室』で詳しく説明したいと思っています。
明日は、発表と抽選がありますね。私たちにとって一年の間で最も長い一日になります。明日は朝から教室で祈りながら皆さんからの御連絡を待ちたいと思っています。
今日は、朝から附属中学校の合格発表の日でもありました。何人かの懐かしい親子にも学校近くで会いました。附属の事件の時、2年生だった学年がもう春には中学生です。どの子も身長が高くなり、顔つきもしっかりして、立派に成長していたので驚きました。事件の時以来(当時、附属が休校中、当教室で自習教室を開きました)ですので、4年ぶりです。子どもは見違える程だったのに、お母さん方はあまり変わっていなかったのにも少しだけ驚きました。
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まだ、受験親子は誰も来ていない朝7時過ぎの校門前。1時間後にはたくさんの親子が登校してきました。 |
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2006年1月25日(水) |
いよいよ明日 |
今日、『第3回附属池田直前クラスC』を行いましたが、これで今年度の年長児の講習が全て終わりました。最後に父が「名残惜しいですが・・・」と子どもたちの前で言っていましたが、私たち6人全員が同じ気持ちです。私たちにとっても皆さんとの出会いが思い出になります。明日の試験だけではなく、今後の皆さんの活躍を陰ながら応援します。
明日はいよいよですが、私も明日に備え、今日は早めに帰宅しています。皆さんも今晩、明日の準備をしつつ余裕を持って時間を大切に過ごして欲しいと思います。今晩、無茶な練習は必要ないでしょう。そして、子も親も睡眠を充分にとる様に心掛けて下さい。午前に試験のある女子は心配ないですが、午後に試験のある男子は試験の後半、眠くなる可能性もあります。昨年も実際に「ペーパー問題の時に眠くなってしまって・・・」という子がいました。女子はいつもより早めに明日は起床すると思いますが、男子はゆっくりと遅めの起床でもいいと思いますよ。
明日、校門前で皆の元気いっぱいの顔がやって来るのを待ちたいと思います。
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2006年1月24日(火) |
面接終了 |
昨日と今日で附属の面接が終了しました。昨日は、地域によっては雪も結構積もり、大変だった方もいらっしゃったのではないでしょうか。お疲れになられた方も多いと思いますが、ようやく本番の1つが終了し、少しだけホッとされているのではないでしょうか。
子どもの面接内容は、大まかには例年通りの傾向と言えそうですが・・・・まだ、分析していないので何とも言えませんが・・・今後また教室内で分析結果を報告します。5年ぶりに復活した保護者の面接内容ですが、やはり説明会通りの「安全面、マナー」だけに偏った質問ではありませんでしたね。面接班(面接官)にもよりますが、志願理由や教育に関してなど質問は以前の様に多岐に渡っていました。また、春頃には、面接内容をまとめて配布しますので教室の方は参考にして下さい。
明後日の木曜日は、いよいよ観察調査です。面接で失敗したと思っている方も気にするのは止めて、前向きに考える様にしましょう。過去に観察調査で挽回して合格した子もたくさんいます。親も子も悩まずに気持ちをスッキリとさせ、木曜日の朝を迎えて欲しいと思っています。そして、子どもは楽しんで観察調査に臨んで下さい。
1/26(木)の観察調査当日は附属池田中学校入試の合格発表の日と重なっているようです。朝9時より発表という事ですので、微妙に女子の受付時間と重なります。附属6年生の保護者の方から教えて頂きました。特に女子は登校時、校門前はかなり混雑すると予想しています。親も子もあまり動揺しないようにして下さい。
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2006年1月22日(日) |
明日、面接 |
いよいよ明日、男子の面接です。そして、明後日が女子の面接です。ここまで来たらもう子どもも保護者もありのままを見てもらうようにしましょう。子どもたちはしっかりとした気持ちを持って、先生方に色々な事を教えてあげましょう。保護者の方は過剰にプレッシャーを感じたり、子どもに与えたりするのは良くありません。小細工も不要です。今まで練習もしてきました。一番良い所が本番では出せると思いますよ。
木曜日(1/26)には観察・調査があります。子どもたちはワクワクする気持ちで当日を迎えて欲しいと思っています。先日の『お母さん教室』でも申し上げていました様に、私は校門前に立ち、子どもたちに最後の応援を当日したいと思っています。例年通りの事をする予定です。しかし、私の応援が逆にプレッシャーに感じる子もいるかもしれません。そういう方は気にせず会釈程度で素通りして下さい。また、当日は私以外にも他塾の先生方も応援に来ておられます。掛け持ちされている方は私に気を遣う場合もあるかもしれませんが、その必要もありません。気にしないで下さい。
色々なお考えがあると思いますが、毎年の受験を終えた方々からのレポートを読むと、これからも当日校門前での応援は続ける予定です。私たち側の勝手な考え方になりますが、御理解して頂きたいと思っております。
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2006年1月21日(土) |
最後の年長クラス |
今週の各曜日で『最後の年長通常クラス』を特別に行いました。まだ、面接練習や講習が残っていますので、完全に終了という訳ではありませんが、1年前に始まった今年度の年長通常クラスは終了という形になります。毎週、幼稚園が終わった後に石橋まで通って頂き、有難うございました。そして、数ある教室の中から私たちの教室を選んで頂いて本当に有難うございました。
大変な時期もあったと思います。悩まれた時期も辛い時期もあったと思います。でも、小学校受験の準備をする事によって、どのお子様も大きく成長されたのではないでしょうか。初めての体験の時、最初はお母様方も心配されたと思いますが、泣いてしまった子、落ち着いて座る事も出来なかった子、何度も注意された子、何も出来なかった子・・・いろいろな子がいたと思います。今週の通常クラスでは、初めての頃とは見違えるぐらいどの子も堂々と自信を持って落ち着いて取り組んでいました。どの子もたくましくなったと感じました。
附属の入試まであと数日、強い気持ちを持って頑張りましょう。そして、この小学校受験の取り組みを親も子も良い思い出にして欲しいと思っています。
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2006年1月18日(水) |
関学、聖和大を合併 |
今日の夕方、私たちにとって非常に関心のあるニュースが出ていると教えてもらいました。内容は以下の通りですが、大学全入時代に備え、2008年をめどに関学が聖和大を合併するそうです。関学といえば、2008年に小学校が開校されます。幼稚園を持つ聖和大との合併で幼稚園から大学院までの一貫教育という特色を打ち出す狙いもあるそうです。関関同立の中でも偏差値と人気は高いが、規模は小さかった関西学院大学。特色ある「総合学園」へ脱皮する方針を掲げているそうです。
少子化に伴う〈大学全入時代〉を控え、約1万9000人の学生を有する関西学院大(兵庫県西宮市)と、幼児教育学で知られる聖和大(同)をそれぞれ経営する学校法人が、経営基盤強化のため、2008年春をめどに合併する方針を固めたことがわかった。私立大の経営破たんに備えた対応策として国も合併を想定しているが、戦争直後を除けば4年制大学をもつ学校法人の経営統合は全国初で、モデルケースとして全国の私立大に大きな影響を与えそうだ。
経営統合するのは、関西学院(山内一郎理事長)と聖和大学(山野上素充理事長)の両学校法人。両法人とも、学生規模の拡大による経営安定や教育レベル向上を図り、すでに合併について文部科学省に報告。関係者によると、聖和大が関西学院と合併して、法人を解散する。教育、人文の2学部をもつ聖和大(学生約1300人)は関学大の1学部になる見通し。近く、それぞれの理事会などで合併に同意する議決を行い、同省に認可を申請する。
両大学は、米国から来日した宣教師の親族が創立者で、ともにキリスト教主義に基づく建学理念をもつ。関西学院は1889年の創立。8学部の大学と高等部、中学部を擁し、付属小も08年に開設。森下洋一・松下電器産業会長ら経済界に多くの人材を輩出している。聖和大は前身の神学校が1880年設立。4年制の幼児教育学科を日本で初めて設け、大学院には全国でも数少ない幼児教育学専攻の教育研究科がある。
大学全入時代の到来で600以上にのぼる大学法人が経営難に陥るのは必至とされ、同省は昨年、経営が悪化した場合、法的整理や他の法人との合併などの「対応方針」を策定した。
関西学院大の幹部は「競争の激化で、優秀な学生が海外や国立大に流れる傾向がある。関学大と、専門分野をもつ聖和大が一つになることで相互に補完し、魅力的な学園に変貌(へんぼう)できる」としている。
(2006年01月18日 読売新聞)
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2006年1月17日(火) |
保護者面接練習 |
5年ぶりに附属池田の入試で保護者の面接が行われます。今日から教室でも練習を行っていますが、いつもは子供の様子だけを見ているお母さん方の中には自分がする番になりドキドキされた方も多かったのではないでしょうか。緊張してしまって上手く話せず「こんなはずでは・・・」と思った方もいらっしゃったのではないでしょうか。でも、1回経験しておくことによって、落ち着いて本番に臨むことが出来ると思います。流暢に話す必要もありません。たどたどしい言い方でも問題ありません。保護者として自分の考えを学校側に誠実に自分の言葉で伝えることが出来れば充分だと思いますので、あまり心配し過ぎないようにしましょう。
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2006年1月16日(月) |
最終質問会 |
今日は男子の年長児保護者と女子の年長児保護者の2部に別れて『お母さん教室』行いました。“質問会”というテーマだったのに私が一方的に説明し、質疑応答の時間がなくなってしまい申し訳ありませんでした。私たちが空いている時間であれば何時でも結構ですので、何か御質問などがありましたらお気軽にお尋ね下さい。出来る限りでお答え致します。今回の説明を参考にして頂き、皆さん余裕を持って準備し、入試までの数日間を悩むことなく、焦ることなく過ごして欲しいと思っております。
夕方以降、「志願者票が送られてきました・・・」という報告の御連絡が多数ありました。早い地域では今日の夕方に届いたようです。明日にはほとんどの受験者宅に届くと思われます。やはり、幾つかの変更点がありましたね。志願者も昨年より若干名多くなっているようですね。
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2006年1月15日(日) |
最後の制作と自由遊び |
今日は昨日と違って良く晴れた暖かい日で良かったですね。午前中に5回目の『特別制作クラス』を行い、その後、午後からは11月以来2ヶ月ぶりに『自由遊びクラス』を行いました。この『自由遊びクラス』は自由参加で男子と女子に分かれますが、年長の教室在籍者がほとんど参加するので、人数が非常に多くなります。参観される保護者も多く、後ろの大きな窓をフルオープンにし、テラスにも参観される保護者が大勢並びます。昨日みたいに「大雨だったらどうしよう」「寒かったらどうしよう」などと心配もしましたが、終わってみると「天気も良く、無事に終わってよかった」というのが正直な気持ちです。参加してくれた子ども達も前半の自由遊びにも後半のグループ行動にも理想的に主体性を持て、楽しく取り組めていたのではないでしょうか。9月に行った1回目と比べると全体的にかなり良くなっている様に感じました。
今日で『特別制作クラス』も『自由遊びクラス』も最終回になります。一つ一つ行事(講習など)が終了していきます。同時に附属池田の入試日が近づいてきます。明日は、最後の『お母さん教室』を午前中に行います。今日は早めに寝て、明日早く起き、準備をする為に早めに教室に行く予定です。
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自由遊びクラスの前半。夢中に取り組んでいる男の子達。 |

自由遊びクラスの後半。タイムを計って競争したグループ行動。 |
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2006年1月13日(金) |
年長最後の通常クラス |
今日の午前、来週の各曜日で行う『年長最後の通常クラス』の教材の準備をしました。教材は昨年末までにほぼ出来上がっておりましたが、少しだけ手直しをし、印刷と丁合いをしました。
教室在籍の年長児の皆さんには無料で参加して頂きますが、無料だからといって「今までしてきた問題を適当に選んで・・・」などという考えは全くありません。最後の「仕上げ」ということを考え、新たに今のこの時期に適した問題を作成しました。講習は再来週の試験前日まで続きますが、来週のおけいこで最後になる親子もいらっしゃると思います。元気な顔でどの子も楽しく参加して欲しいと思っています。
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2006年1月11日(水) |
えべっさん |
今日の夜、教室が終わってから父と母と私とで服部天神宮のえべっさんへ行ってきました。今年は3日目の“残り福”に行きましたが、私たちの教室は個人経営の小さな教室ですので、自営業の神様・えべっさんへ行くのは昔からの恒例になっています。私がまだ小さな子供だった頃も連れて行かれた記憶があります。池田にもえべっさんはあるのになぜ服部かというと、昔教室が豊中の庄内にあったからです。今日も「毎年、欠かさず来ているな。」と父がぼそっと言っていましたが、父が教室を始めた頃から他の神社ではなく必ず服部のえべっさんに来ています。そして、今年も服部で“商売繁盛”と同時に“合格祈願”も一緒にお願いしてきました。これからも毎年この2つの祈願は続きます。
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2006年1月8日(日) |
面接練習 |
今日は1回目の附属池田小の為の面接練習を行いました。寒い中、短時間の練習の為にわざわざ休日に御来室してもらって、無料で実施はするものの逆に申し訳なく思いました。でも、本番さながらの練習で入試直前に子どもたちは貴重な経験が出来たのではないでしょうか。上手く出来た子も出来なかった子も2回目の練習に繋げて欲しいと思います。
子どもの面接のポイントは、やはり「相手の目をしっかり見て、はっきりと的確な答えをする」です。それと「主体性を持って、相手に自分の考えを伝える」です。家でもある程度の練習は必要ですが、し過ぎることによって“訓練された子ども”にならないように注意が必要です。質問されたら落ち着いてその場で考え、自分の言葉で迅速に答えることが出来るようになって欲しいです。また、子どもには自信を持たせ、苦手な子でも「面接は得意」という意識を持たせてあげて欲しいです。(よく言っている事ですが、子どもに自信を持たせるには、褒めてあげる事が一番です。)
最近、保護者面接には「父親がいいのか?母親がいいのか?」という御相談が非常に多いですが、結論を言うと「どちらが臨んでも関係ない」です。「父親の方が有利」という事はありません。しかし、私立も含めての最近の傾向では、父親が面接に臨むケースが多くなっているのは確かです。(ちなみに附属池田に関して、5年前の保護者面接があった頃の当教室のデーターでは父親が面接に臨む御家庭は全体の17.2%でした。)
どちらが面接に臨むかは、各御家庭によって状況はさまざまだと思いますが、父親が仕事で忙しくて、子育てや教育に関して母親に任せっきりになっている御家庭は母親が面接に臨む方がいいでしょう。
来週は保護者の面接練習も行いますが、どの様な面接になろうが万全の準備で親も本番に臨んで欲しいと思っています。 |

今日は朝から面接練習でしたので、昨日の夜に机と椅子を配置しました。 |

今回は父が女子、私が男子を担当。次回は逆になります。 |
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2006年1月6日(金) |
あと3週間 |
今日の夜、帰宅する時は寒かったです。教室から駅までも駅から自宅までも共に1〜2分しか歩きませんが、冷えました。空を見ると星や月もなく、どんよりとした雲に覆われていました。また雪が降るかもしれませんね。朝から講習があるこの時期に大雪は勘弁して欲しいです。(ちなみに12月の様に大雪が降ったとしても教室としては予定通り講習もクラスも行います。)
明日は1月7日です。何でもない日付ですが、昨年はこの日に附属池田の試験がありました。「一年の経過は早い」と本当に感じます。昨年の試験や発表の日の事は今でも鮮明に憶えています。正月から講習などで忙しかったのも憶えています。今年は附属池田の試験日が1月末に戻りました。余裕を持って講習などの日程は組めるもののやっぱり今年も忙しいです。
年末にもこの日記で「1月は仕上げ」と書きましたが、あらゆる分野で最後の仕上げをする様にして下さい。あと3週間、教室の皆さんには悔いが残らないように取り組んで欲しいです。子どもには自信を持たせ精神的にも仕上げていって欲しいと思います。この時期、「苦手な分野を何が何でも得意にさせる」というのではなく「苦手な分野は得意な分野でカバーする」という考え方を持たれると少しは気持ちが楽になるのではないでしょうか。細かい事を言うときりがないので、細かい事はあまり気にせず子どもを応援してあげて下さい。私たちも精一杯、教室の皆さんを応援しております。
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2006年1月4日(水) |
明けましておめでとう |
今日は仕事始めです。午前中に冬の講習を行い、午後からは通常通りに年少クラスと年中クラスを行いました。皆さん、どの様な年末年始を過ごされたでしょうか。教室の休みは昨年より若干長く8日間もありましたが、私はあまりのんびりも出来ませんでした。附属の試験が終わってから少しのんびりしたいと思っています。
今日の読売新聞朝刊に私たちにとって非常に興味深い記事が載っていました。「教育ルネサンス」というコーナーで小学校入試において生まれ月によって難易度に差をつける私立小学校も・・・という内容でした。
確かに5,6歳児にとって生まれ月による差はあるでしょう。東京では半数ほどの私立が「選抜は生まれ月考慮(どの程度の考慮かは分かりませんが・・・)」なんだそうです。この辺りの学校でも生まれ月によってグループ分けをし、試験を行う学校はあります。しかし、当教室から受験者が多い附属池田や雲雀丘では生まれ月による考慮は今の所ありません。その時点での子供の様子をそのまま評価されることになります。学校側も試験では、どの子も公平に子供を見ないといけないので、”生まれ月考慮”という考えを入れると逆に難しい面も出てくると思います。
早生まれのお子様をお持ちの保護者の中で心配されている方もいらっしゃると思いますが、あまり意識せずに受験準備して欲しいと思います。体力面では仕方がない所もあると思いますが、「体は小さいけど、同じ土俵に立って勝負するんだ。」「幼いけど我が子は4月生まれの子に負けないくらい頑張れるんだ。」という前向きな気持ちを持って欲しいと思います。よく噂で「早生まれは合格しない」という話を聞くことがありますが、決してそんなことはありません。2月生まれや3月生まれの子で合格したケースもたくさんあります。過去に生まれ月と合格に関するデータも取ったこともありますので、教室の方でどうしても心配な方はお気軽に御相談下さい。
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